2009年 06月 05日
蓄音器はTPOで、 |
前回フォスターの音楽でしみじみして、近いうちに蓄音器を広い野原に持ち出してみようと思っていたのですが、生憎の曇り空と時折降り出す雨に、断念していました。
でも、待ちきれずにビクトローラのVV2-55 を引っ張り出して見ました。
この機種は(過去ログ2007 11)馴染みの道具屋で埃を被っていたもので。大々的な修理が必要だったのですが、気が向いたときに修理調整をして何とか聴けるようになった代物です。
まだ外装などが破れたままで外に持ち出すには心許ないのですが、それも一興かなと、視聴をしてみました。
切っ掛けとなったフォスターは、やはりポータブル蓄音器にぴったりなのです。手短なところで掌中の玉のように音楽のデティールが掴み取れるのです。
フロア型の蓄音器ではあまり感じなかった事でした。フロア型ではその音圧を楽しむために、SP盤に針を乗せるとすぐに5mmほど離れた椅子に腰掛け、聴き惚れていても終わるとすぐに蓄音器に寄りつかねばなりません。 忙しいのです。 でもポータブル蓄音器は手を伸ばせば事が済んでしまいます。
もちろん音質が、と言う現実が残るのですが、・・・
それにしても、ビクトローラVV2ー55はなかなかの音質です。低音域にも不満がありません。スケール感ではHMV163には適いませんが、音質も出力も満足できるのです。
そんなこんなで引っ張り出したのは以前にも取り上げた藤原義江。(過去ログ2008 7/2)
それもフォスターつながりではなく、三木露風作詞 斉藤佳三作曲、叙情歌「ふるさと」です。
何とも言えず良い気分です。藤原義江の朗々と丁寧に歌う姿がより感じさせてくれます。
ですが、この曲野原で聴こうとは思いません。
フォスターは何か特別なものを持っているのでしょうか。
でも、待ちきれずにビクトローラのVV2-55 を引っ張り出して見ました。
この機種は(過去ログ2007 11)馴染みの道具屋で埃を被っていたもので。大々的な修理が必要だったのですが、気が向いたときに修理調整をして何とか聴けるようになった代物です。
まだ外装などが破れたままで外に持ち出すには心許ないのですが、それも一興かなと、視聴をしてみました。
切っ掛けとなったフォスターは、やはりポータブル蓄音器にぴったりなのです。手短なところで掌中の玉のように音楽のデティールが掴み取れるのです。
フロア型の蓄音器ではあまり感じなかった事でした。フロア型ではその音圧を楽しむために、SP盤に針を乗せるとすぐに5mmほど離れた椅子に腰掛け、聴き惚れていても終わるとすぐに蓄音器に寄りつかねばなりません。 忙しいのです。 でもポータブル蓄音器は手を伸ばせば事が済んでしまいます。
もちろん音質が、と言う現実が残るのですが、・・・
それにしても、ビクトローラVV2ー55はなかなかの音質です。低音域にも不満がありません。スケール感ではHMV163には適いませんが、音質も出力も満足できるのです。
そんなこんなで引っ張り出したのは以前にも取り上げた藤原義江。(過去ログ2008 7/2)
それもフォスターつながりではなく、三木露風作詞 斉藤佳三作曲、叙情歌「ふるさと」です。
何とも言えず良い気分です。藤原義江の朗々と丁寧に歌う姿がより感じさせてくれます。
ですが、この曲野原で聴こうとは思いません。
フォスターは何か特別なものを持っているのでしょうか。
by chikonki
| 2009-06-05 11:15